なぜ、オイルは肌をぷるぷるに潤すのか?
オイルの質がスキンケアの質を変える


お肌の細胞は水をはじき、オイルを吸収する。

市販の化粧水によく配合されているPG(プロピレングリコール)などの浸透剤は、角質の防御壁を破ってお肌の内側に浸透します。
つけたときはしっとりした感覚になりますが、角質バリアを壊してしまうため、使い続けるとお肌が内側から乾燥してしまうことがあります。
先日、ある雑誌の方とお話をしていて水とオイルの話題になりました。

ラブピー :「ラブピープラネットではオイルにこだわっています」
雑誌の方 :「珍しいですね。」
ラブピー :「???」
雑誌の方 :「水をアピールする所は沢山あるけど、オイルをアピールするところってあまりないですよ。」

クリームや乳液などオイル以外のアイテムをアピールしている会社は多い中、ラブピープラネットでは

「オイルの質がスキンケアの質を変える」

と考えています。

ラブピープラネットが商品の選定をする際にもまず注目するのがオイル。
オイルは水モノ(化粧水など)と違ってゴマカシが効きません。
  「オイルが良いブランドは、良い!」これがスキンケアの法則です。

Q. なぜオイルがそんなに大切なの?

「お肌の細胞は水をはじき、オイルを吸収する」

性質を持っているためです。
お肌の表面の細胞はケラチンタンパク質という角質に変わる細胞から作られています。爪や髪も、同じケラチンタンパク質から出来ています。
爪や髪はオイルをつけることで、オイルが浸透し艶がでてきますよね。

お肌の「水分をはじき、油分を浸透させる」という性質を利用するには、オイルを上手につかっていく必要があります。

そして、お肌の細胞が水を吸収しないことは、肌が私たちを守る(肌のバリア機能)ために、とても大切なことです。
とくに、この性質が効果を発揮するのが角質(お肌の一番表面の層)です。

肌のバリア機能とは?
角質を作る細胞が水をはじくと・・・
角質の内側と外側を遮断します。
水には病原菌などが繁殖しやすく、これらを細胞が吸収してしまわないようにお肌の細胞は水をはじく性質を保っています。
また、角質の内側の水分をお肌から逃がさない働きがあります。
Q. 化粧水は無駄なのですか?

お肌の細胞が水分をはじく性質をもっているのなら水分を与える必要はないのか?というとそうではありません。

角質は、角質細胞と細胞間脂質からできています。
この2つの関係はレンガとセメントの関係に似ていて、角質細胞の間を細胞間脂質が埋めていてミルフィーユのような層を作っています。
細胞間脂質の中でもっとも多い物質がセラミドです。
角質細胞と細胞間脂質 セラミドは脂質なのに、水と油分を抱えることができるという特長を持っています。
セラミドがあるためにお肌は柔らかく弾力があります。

「弾力」があって、「キメ」が整った、トラブルの少ないお肌をつくるには、水分と油分のバランスを整え、健康な角質を作ることが大切です。
セラミドなどに水分を補給する役割を果たすものが化粧水です。

Q. どのようなオイルがスキンケアに適していますか?

オイルは様々な種類がありますが、スキンケアの基本オイルは必須脂肪酸を沢山含んでいるオイルをおすすめいたします。必須脂肪酸は、人にとって必要なオイルなのに自分の体では作れないオイル分です。

お肌の細胞の細胞分裂がもっとも活発になる夜には、必須脂肪酸を中心にしたスキンケアをすることで、セラミドを増やし、うるおいのあるなめらかなお肌作りに有効です。

細胞分裂とは?
1つの細胞が2つ(以上)に分かれて新しい細胞が生まれることを細胞分裂と言います。
若く、健康な肌細胞を保つには、「α-リノレン酸」(オメガ3)と「亜鉛」が必要になります。細胞が分かれる時に、細胞を包む膜(細胞膜)が大量に必要になります。細胞膜を作る原料になるものが「α-リノレン酸」です。また、細胞分裂に必要な酵素を働かせるカギが「亜鉛」です。

必須脂肪酸の中にオメガ3という物質があります。(α-リノレン酸はオメガ3の一種です。)普段の食事からオメガ3は摂りにくいため、オメガ3をどのように摂るのか?が食事やスキンケアの課題です。

オメガ3は魚油、亜麻油、エゴマ油、ローズピップ、クランベリーシードオイルなどに含まれています。またオメガ3はとても酸化しやすいオイルですので、酸化対策もとても重要です。酸化したオイルは活性酸素を発生させるため、肌にダメージを与えてしまいます。
なお、クランベリーシードオイルはオメガ3の中ではとても珍しく、添加物を入れなくてもとても酸化しにくいという特徴を持っています。


クランベリーシードオイル


クランベリーシードオイルが酸化しにくい理由

クランベリーシードオイルは活性酸素を強力に吸収するため、スーパービタミンEとも呼ばれるトコトリエノールを地球上で最も含有するオイルです。

トコトリエノールは一般的なビタミンE(トコフェロール)の最大40倍の抗酸化力があります。
クランベリーシードオイルの抗酸化力は、他のオイルと混ぜることで、混ぜたオイルの消費期限をのばすほど。

肌バリア機能
α-リノレン酸(オメガ3)が肌バリア機能をアップ!

角質の働きを活発にして美しい肌をつくるためには、セラミドを増やす事が大切です。
α-リノレン酸はセラミドをつくる材料になるため、おすすめです。
α-リノレン酸をつけたお肌はバリア機能の数値があがるという実験結果がでています。

例えば乾燥肌なのに、ニキビができやすい方にはバリア機能を上げるためα-リノレン酸が最適です。ニキビだからといってオイルをさけるのではなく、最適なオイルを与えることが大切です。
まとめ
1) オイルと水分を比べると、オイルの方が肌細胞には浸透しやすい(肌細胞は水をはじきます!)
2) 健康な角質を作るためにはセラミドが大切。
   セラミドを増やし、肌バリアを強化するのはα-リノレン酸。セラミドに水分を補給するには化粧水。
3) クランベリーシードオイルの抗酸化力は、他のオイルと混ぜることで混ぜたオイルの消費期限をのばすほど。
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フルーティアオーガニックス、ザ・セラム

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このパワフルなオイルはターンオーバーを正常にもどしていきます。

乾燥の気になる方は、お肌の調子が良いときに一週間程度、集中マッサージ(毎日~2日に一回程度)がおすすめ。
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ビヨンドオーガニックスキンケア、ボタニカルセラム

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2.年齢肌に立ち向かう
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つけた時の濃厚なオイルから一転、
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