私たちは、発がん性物質や環境ホルモンなどの疑いのある成分が含まれたスキンケア商品を取り扱いません。特に以下の15成分が配合されたスキンケア商品は、どのような理由でも取り扱いません。
※各成分名をクリックすると、詳しい説明に飛びます。
※印刷してお使いいただけます。
用途: |
あらゆるスキンケア用品の防腐剤 |
懸念: |
わずかながらエストロゲンの働きをする(環境ホルモン)。また、乳がん組織からパラベンが検出された例がある。 |
■配合成分例
メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルパラベン
用途: |
防腐剤、酸化防止剤、収れん剤、紫外線吸収剤 |
懸念: |
非常に強い殺菌作用がある一方、強い毒性がある。過去には医療現場の殺菌に使われたが現在では使われなくなった。 |
用途: |
食品、スキンケア用品の防腐剤 |
懸念: |
ビタミンCと一緒に摂ると発がん性物質をつくる可能性。皮膚や粘膜に刺激が強く、喘息や皮膚炎との関係が疑われている。 |
■配合成分例
安息香酸、安息香酸Na(安息香酸ナトリウム)、〇〇パラベン、安息香酸ベンジル
用途: |
薬用石鹸、リキッドソープ、デオドラント、マウスウォッシュなどの抗菌剤・殺菌剤 |
懸念: |
微生物や紫外線によってダイオキシンに分解される危険性が指摘されている。2010年よりFDA(アメリカ食品医薬品局)はトリクロサンの安全性について再調査を実施。 |
■代表的な酸化防止剤(油の酸化を防止)の懸念
没食子酸プロピル: |
没食子酸プロピル:エストロゲン拮抗性(女性ホルモンを遮断)の疑い。
染色体異常を起こす懸念。 |
BHT: |
催奇形性(奇形の原因)及び、癌を誘発する懸念。 |
BHA: |
発癌性の懸念。最も広く使われている酸化防止剤。原材料段階で配合され、キャリーオーバーのリスク高。 |
用途: |
シャンプー、ローション、クリームなどの洗浄剤、乳化剤、起泡剤、湿潤剤 |
懸念: |
保管中に他の物質と反応して強い毒性のあるニトロソアミンを発生するリスク。 |
■エタノールアミン類を含む成分例
コカミドDEA、コカミドMEA、セチルリン酸DEA、オレス-10リン酸DEA、ラウラミドDEA、ラウリル硫酸TEAなど
用途: |
合成界面活性剤;シャンプー、リキッドソープ、歯磨きなどの洗浄成分 |
懸念: |
【歯磨き】口の粘膜を刺激し、潰瘍性口内炎のリスクが高まる。歯磨き後に味が変わるのはSLSが味蕾(味を感じる場所)に損傷を与えるため。シャンプーなどに使われると強い刺激から目の炎症や皮膚炎の原因にも。
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用途: |
様々なスキンケア用品の界面活性剤、乳化安定剤、粘度調整剤として使用される合成ポリマー |
懸念: |
発がん性のある1,4-ジオキサンに汚染されているリスク。 |
■1,4-ジオキサンを含むリスクのあるその他の成分
セテアレス〇〇、ラウリル硫酸ナトリウム、オレス〇〇、キシノール、オキシノール、ミレス〇〇、ラウレス〇〇、ポリソルベート
用途: |
ファンデーションやベビーパウダー、制汗剤などの滑剤 |
懸念: |
アスベストと似た性質を持つ繊維が化粧品グレードのタルクにも含まれる可能性がある。また、因果関係は証明されていないものの、タルクを膣近くでつかうと卵巣ガンの罹患率が高まることが統計学的に示されている。
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・プロピレングリコール(PG)/ジプロピレングリコール(DPG): 保湿剤、殺菌剤、溶剤。肌浸透性が高く、経皮毒性が懸念。
・ミネラルオイル: 肌表面をフィルムのように覆う。発癌性物質の多環式芳香族炭化水素(PAHS)が混入している危険。
・石油系溶剤: アセトン(除光剤)、イソプロピルアルコール、トルエン(染毛剤)、キシレンなど;のどや目などの粘膜を刺激。頭痛、疲労、大量に吸引した場合には急性中毒。
用途: |
あらゆる製品の香りづけ |
懸念: |
副作用の多くが香料による。少量で刺激や毒性。
例)フタル酸エステル類:代表的香料;環境ホルモンの疑い
アルデヒド類:遺伝毒性や発がん性の疑い。 |
■香料の問題点
「香料」と一括表記。そのため配合されている香料が表示から判断できない。
用途: |
あらゆる製品の着色 |
懸念: |
発がん性が確認されたものもある。また頻繁にアレルギーの原因となる物質。紫外線と反応し黒皮症の原因になるものも。 |
■配合成分例
タール色素:色の後に1桁または3桁の数字で表される(青1、赤203など)・赤◯、青◯、黄◯、緑◯、紫◯、黒◯、橙◯、緑◯ (◯には数字が記載)。
ヘアダイは身近にある化学物質の中でも最も危険なものの一つ。アゾ染料やコールタール染料など発がん性が確認されている成分が含まれる。アレルギー反応を頻繁に引き起こす。
■配合成分例
1.〇〇ジアミン[パラフェニレンジアミン(PPD)、オルトフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、ジフェニルアミンなど]
2.〇〇フェノール[アミノフェノール、2-アミノ-4ニトロフェノール、3.3イミノジフェノールなど]
3.その他[1-アミノ-4メチルアミノアントラキノン、レゾルシン、ピロガロールなど]
用途: |
防腐剤、剥離剤(角質を溶かすピーリング剤)、浸透促進剤、にきび対策用品 |
懸念: |
反復使用でバリア機能が損傷し、紫外線のダメージや刺激に敏感になる。毒性が強く、皮膚には強い刺激。 |
■配合成分例
サリチル酸、サリチル酸Na(サリチル酸ナトリウム)
■代表的な紫外線吸収剤の懸念
・オキシベンゾン(ベンゾフェノン3): ホルモンの損傷。ガンとの関係に疑い。
・アヴォベンゾン(パラソル1789): 強力な活性酸素を発生。
・サリチル酸フェニル: 強い刺激。アレルギーリスク高。
・メトキシケイ皮酸オクチル: 環境ホルモンの危険性。