ラブピープラネットが取り扱わない15成分、15chemicals we avoid
11.合成香料
1)用途:
あらゆる製品に配合されています。1つの商品に100を超える香料が使われることもあります。

2)懸念:
ごく少量でも刺激や毒性があります。スキンケア商品に伴う副作用の多くが香料によるものである可能性が高いです。

例えばフタル酸エステル類は代表的香料の一つで、環境ホルモンの疑いの強い物質です*1。動物実験で、男性ホルモンを遮断することが確認されています*2。口紅やヘアスプレーなど広く使われています。

フタル酸系香料以外にも、接触皮膚炎、呼吸器不全をはじめ様々なアレルギーの原因になる可能性がある物質があります。アルデヒド類の香料は特に毒性が強く遺伝毒性や発がん性の疑いがあります。{

香料の最大の問題点は、「香料」として一括表記され、どの香料が配合されているのか表示から判断できないことです。「香料」と記載がある場合、由来の分からないものは取り扱いません。

参考文献
*1)Third National Report on Human Exposure to Environmental Chemicals U.S. CDC, July 2005.
*2)Salazar-Martinez E, Romano-Riquer P, Yanez-Marquez E, Longnecker MP, Hernandez-Avila M (2004). Anogenital distance in human male and female newborns: a descriptive, cross-sectional study. Environ Health 2004;3(1): 8.